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デザインアプローチ
■大切にしていること
居心地の良い「空間」を創りたいと思っています。
‘周辺環境を考慮に入れる事’‘日当たり・風通し・使い勝手の良さなどに
配慮をする事’はもちろん、‘その空間にいる人にとって印象的なデザイン
にする事’もとても大切だと考えています。
□コミュニケーションについて
まずは、クライアントがどのような過ごし方をイメージしているのかを、世
間話をするような感じで探っていきます。そのときに、できるだけわかりや
すいイメージを共有出来る様に努めています。例えば「明るい・風通しが良
い・広い・吹き抜けがある・使い勝手が良い」などの具体的な言葉を、会話
の中から拾っていく事から始める例が多いように思います。その場合、どの
ようなものを明るい・・・使い勝手が良い・・・等々と感じるのか、そのイ
メージを共有するようにしています。その上で、それらのイメージの中にそ
のクライアント特有のものを見出し、その特有なイメージがより豊かになる
事を優先して検討するように心がけています。
□家について
「住み手にとっても、訪れる人にとっても、家は特別な場所であって欲しい
。」と思っています。どんな家であっても、住み手によっては特別な場所に
なるのかもしれません。しかしどうせなら、家が‘住み手に相応しい雰囲気
をもった特別な場所’であればと思うのです。「こんな家であれば居心地が
良い。」「こんな家に住みたい。」といった住み手の‘個性’や‘憧れ’が
うつしだされた家であれば、住み手に相応しい家に近づいていくのではない
でしょうか。要となるのは、どのように住み手を家にうつしだすかという事
だと考えています。私の場合、住み手の琴線に触れるデザインによって住み
手に相応しい雰囲気を創り出す事を大切にしていきたいと思っています。良
いデザインの家とは、豊かな気持ちで日々を過ごせる家でもあると考えてい
ます。
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